3回目のリハビリは、間を置かずに実施する予定でしたが台風の直撃にあってしまい2週間後の9月14日に行われました。
SA様の身体の状況ですが腕を動かしても足は動きませんが「連合反応」で足を動かすと腕や手も動いてしまう状態です。
身体の一部の運動が、身体他部の運動を不随意的に引き起こすような現象を言う。
また、複視と呼ばれる症状があり、物が二重に見えてしまうそうです。
通常の病院でのリハビリのことは知らない小川でしたが本日は理学療法士の方が見学に来ていたのでSA様も身体の説明がしやすかったようです。
本日は、足に重点を置いてリハビリが行われました。
障害があると身体が動かないと思いがちですがまずは、動く部分をどんどん動かしていくと神経が繋がってきて、そこから徐々に動くようになります(動かせと言われても困ると思いますがセラサイズには、効果的に身体に刺激が入れられるノウハウがあります。最初は小川がサポートして身体に刺激を入れていきます)
また、歩くパターンというのは脳に入っていて、動かない足で無理に歩いていると脳にその記憶が残ってしまい、本当は動くんだけど脳が元の動きをしてしまうというのがあるようです。
ですので使えるところは意識して使って、ゆっくり正確に脚を出すなどを心がけることで脳のデータの矯正作業をする必要があります。
このようなご自身の努力でもリハビリ効果は、変わってきます。
最後にSAさんには、「サラマンダー」と名前がつけられた動きをしてもらいました。
元々、小川が自分の体の調整に使っていた動きでパーキンソン病の方に試したら大変効果があった動きです。これは、やり方を覚えれば自宅でもできるので覚えていただきました。
最初は、かなりやりづらいのですが神経が接続されてくるとできるようになっていくのが面白いです。
というわけでリハビリは続きます。
リハビリは、急性期治療を経て回復期から慢性期(維持期)へ移行していきます。
回復期によるリハビリで完治する人もいれば、期間中で十分回復しなかったり、リハビリが十分ではない方もいらっしゃいます。
従来のリハビリテーションでは、慢性期(維持期)になってしまうとそれ以上の回復は見込めないことを意味していました。しかし、セラサイズによるリハビリは10年以上前の交通事故の後遺症でも改善例があります。
もう治らないと諦めるのではなく、一度、セラサイズ・スタジオにご相談ください。
Web担当・飯島