SA様のリハビリレポート・5回目です。
先週は、小川が忙しかったため2週間後の10月3日に行われました。
SA様の先週との違いは、バスなどに乗った時どうしても投げ出さなくてはならかった足をちょっとだけですが引くようにできるようになったそうです。
実は、人間はカラダの不具合の数箇所しか気づくことができません。
自分が認識しているのと現実には大きな乖離があるのです。セラサイズでは、様々な動きをしてもらって不具合のある場所を特定していきます。
まずは、自分の身体の動く場所を歩きながら感じていただきます。
左半身に不具合がありますが左足に多少、体重はかけられる感じです。
その後は、セラサイズ独自の動きで不具合のある場所とイタミが出た場所を確認しながら(その後はイタミは出ないように)筋肉に刺激を連れていきます。
セラサイズは、少しの動きで十分な刺激が入るのでSA様もしっとりと汗をかき始めたのでクーラーの温度がどんどん下げられていきます。
セラサイズには、椅子の上に足を載せる動きがあるのですがいつもスタジオで利用している椅子ではSA様には高すぎてイタミがでたので急遽ペットボトルが入ったケースで調整が行われました。
調整後は、高い椅子に足を上げてもイタミが出なくなりました。
カチカチに固まっていた肩周りにも刺激が入り、最初は肩甲骨あたりが固まって殆ど動かなかったのがどんどん動くようになりました。
椅子に座って方を動かしているのを見ると健常者と殆ど変わりがありません。
イタミが出るのは、そこを痛めているわけではなく脳が正しい命令を出せないので筋肉に負荷がかかりイタミが出るとのこと。
正しい命令ができるようにするためには何度も正常な刺激を入れて脳の補正をしていくしかありません。
手を曲げるのと肘を曲げるのは別の動きです。脳が正常に命令できないので一緒に動いてしまうのです。
脳の制御系と身体の不具合という複雑な箇所を修正して行かなければならないのでやはり、リハビリには時間はかかります。しかし、セラサイズは身体を見ながら新しい動きで刺激を入れていくので他のリハビリでは治療できない症状にも大きな効果があります。
リハビリは、続きます。
リハビリは、急性期治療を経て回復期から慢性期(維持期)へ移行していきます。
回復期によるリハビリで完治する人もいれば、期間中で十分回復しなかったり、リハビリが十分ではない方もいらっしゃいます。
従来のリハビリテーションでは、慢性期(維持期)になってしまうとそれ以上の回復は見込めないことを意味していました。しかし、セラサイズによるリハビリは10年以上前の交通事故の後遺症でも改善例があります。
もう治らないと諦めるのではなく、一度、セラサイズ・スタジオにご相談ください。
Web担当・飯島